タイヤの交換時期を見極めるポイントは経過年数やひび割れ、また残り溝やピンチカットなど
様々な要素があります。
今回はタイヤのひび割れから診る交換時期について考えてみたいと思います。
☆タイヤのひび割れは
①バーストの危険性
②ゴムの硬化によるブレーキ性能の低下
の2点の判断基準となります。
①バーストの危険性
・保安基準適合可否
タイヤのひび割れに関する車検での基準(保安基準)は、
道路運送車両の保安基準第9条より
「亀裂、コード層の露出等著しい破損のないものであること」
と定義されています。

度々「ひび割れが有る=バーストの危険が有る」という話を耳にしますが、
ひび割れの度合いによっては交換の必要が無い場合があります。
・どの程度のひび割れが危険なのか?

このように、ひび割れの程度によりバーストの安全な状態な場合もあり、
「ひび割れ=即交換」では御座いません。
ご自身での判断が難しい場合は当店にご相談ください(^^)/
②ゴムの硬化によるブレーキ性能の低下
・ひび割れが示すもう一つのタイヤ交換時期(ゴムの硬化)
ひび割れから診る交換時期、とりわけバーストの危険性についてご紹介しましたが
実はひび割れからは別の側面での劣化具合を判断できます。
それは【ゴムの硬化(劣化)具合】です。
例えば…古くなった輪ゴムを想像してみてください。
ひび割れていて、引っ張るとすぐ千切れてしまいます。
これはゴムが硬くなっている状態です。
ゴムが硬くなっていると、雨の日のブレーキ性能に大きな影響を及ぼします。
例えば…雨の日のデパートを想像してみてください。
靴底の硬い革靴で歩くとツルツルと滑りやすいですが、
スニーカーの様な底の柔らかい靴で歩くと滑りにくいです。
つまり…ひび割れの有る硬化したタイヤは
雨の日のグリップ性能が低下している状態なんです。
自動ブレーキ等高性能な安全装備が付いている車両においても、
このように劣化したタイヤを装着している場合は性能を発揮できなくなります。
いざというときに「止まれるか止まれないか」
ひび割れは制動距離にも大きく影響致します。
今回はひび割れから診るタイヤの交換時期を検証いたしました。
【ひび割れ=バースト=即交換】といった極端な提案には是非お気をつけください。
当店では
「本当に交換が必要かどうか?」「なぜ交換が必要なのか?」
お客様の目線でご提案をさせていただいております。
「いつ相談しても、まだ使える、大丈夫。と言われる」というお声も頂く事が有ります。(爆)
本当に交換が必要かどうか、
いつでもご相談くださいね(^^)/